年金の扶養控除申告書、ブン投げた業者の言い分は?

私は残念ながらまだ年金をもらえないが、2月の公的年金の支給ミスは笑ってしまう。扶養控除申告書の送付先が795万人、少なく間違えたのが10万4千人だそうである。

 

扶養控除申告書を送らないと源泉徴収のテーブルの当てはめができない。給与所得者とおなじこと。源泉徴収義務者は支払先から取り損ねても納税せねばならない。税務調査でバッサリやられたら、もうそれでおしまい。

 

マイナンバーやらなんやらあって今はややこしい、細かい。いい加減な納税者も年金受給者もいるが、それはそんなものとしてやらせるしかない。意味が分からない人も多いが、いいじゃない、最後に確定申告で固めたら。

 

それにしても795万人。どんな大きな企業でもせいぜい5万人くらい? そんなの小さな業者にできるわけないじゃないか。自動読み取りにしても短期間でそんなにできるわけがない。中国でもどこでも再委託するのは不思議ではない。暗黙の了解があったとしか思えない。それってナントカ企画にできることなのか。

 

そんなことはネットで受給者自体が申告できるようにしたらどうか。申告がなければ一番厳しい源泉徴収を適用すればいい。イヤなら自分で何とかさせたらいい。もうつまらないことで仕事を増やさないでほしい。自己責任ってもう誰もいわなくなった言葉。もうつまらないコストを公的セクターに払わせてはいけない。まともに効果をあげられるはずがない。世の中もっと厳しく、自分のことは自分で管理するようにしよう。