10年ぶりのアジア その1

夏休みにマレーシアのクアラルンプール(以下KL)に出かけた。KL旅行は初めて。私の海外経験は米国に偏っていて、アジアは30年以上前にシンガポールと台湾。10年ほど前に香港へ、ごく短い観光旅行に出て行っただけ。いい加減、世の中の動きについて行かないと、と思ってKL3泊の旅へ出た。ちなみに配偶者同伴。

 

KLに決めていたのには訳があり、祖父が戦時中に軍属としてKLで通信機器関連の工場に技術指導のため滞在していた。そのときの資料がいま私の手元にあって、当時の生活ぶりがこと細かに記されている。いまのKLでその痕跡を忍ぶことができるのか、その供養の意味合いも込めての渡航。やっと戦後73年経って、自分が還暦を迎える年になっての「マラヤ」訪問。

 

もうひとつの旅の目的はアジアの成長、あるいは生活革新の実態を自分の眼で知ること。もっと簡単にいえばスマホ社会、キャッシュレス社会の最先端を見てみたい。日本は一時代前のインフラで成熟してしまった社会、それを一気にITC化で飛び越えたマレーシアを見てみたかった。

 

で、還暦辺りの夫婦アジア旅行。どんな旅にするのかいいのか、まず粗々のスペックはこんなもの。

エアライン:まずは日系優先で今回は成田発着のJL便。羽田のNHは席の配置に難。

ホテル:今回は航空券とホテルだけJALのサイトで予約。迷いに迷ってブキビンタンのパークロイヤルスイーツを選択。これは大正解だった。

現金の手配:ネット販売の「ドルユーロ」で調達。6月に買ったが1MYR=28円台と立派なレート。ちなみに今回のクレジット、デビットの換算レートは27.5円くらい。

現地の通信手段:グローバルWiFiを利用。2人で同一行程だからこれでOK。成田空港での受け取りには行列ができていた。フリーSIM利用は次回の課題。

今回オプションツアーは一切なし。KLから日帰りで足を延ばせるところがあればと思っていたが、結局はバトゥ洞窟に行っただけ。

 

JL便だと行きは昼行、帰りが夜行。ウチは横浜で成田行きはめんどう、しかし今回は子供がクルマを出してくれていままでで一番らくちんな成田への移動でした。では成田空港を眼下に行ってきます! 次回からはKLリポート。

 

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