年末相場は無風で通過できるか

わずかばかりの外貨とリスク資産を抱えて越年する。私は小心者の投資なのでポジションは極小、私と家内の分を合わせて5百万円も持っていない。

今年はマーケットの振れ幅の小さい年だった。世界的に株式市場は堅調だったので、皆さん、まあまあの投資パフォーマンスは、確保できたのではないだろうか。

 

海外はクリスマスが終わればもう新年相場に目が向く。1月2日からは職場も学校もフルに動くので、いつも日本と海外市場のこのラグが気になる。ゴールデンウィークとお正月の3が日は、とくに為替相場で揺さぶりを仕掛けてくる海外勢がいたものだ(海外の日本勢かもしれない、ミセスワタナベかもしれないし、よく分からない)。

 

しかしなんだかそんな心配も不要な感じの年の瀬だビットコインは動いてるから、そっちの方にエネルギーが行ってしまったのかも。還暦直前のこの年代になって新しいものについていけてないのは情けないが、さすがに仮想通貨には手が出ない。しかし、年末あいさつに回ったとき、ある弁護士の大先生(とうぜん私より年配)が仮想通貨投資を熱く語っておられたので、年齢よりも「財力と意欲」の問題かも。

 

いまこの時点では、割高な資産も割安な資産もないように思える。だから売れないし、買えない。何が次にこのマーケットを揺さぶってくるのか? 諦めずに次の仕込みの局面を待つしかないか。なにか忘れているような気がして仕方ないが、それはなんだろう? 金融機関やソブリン流動性は大丈夫なのかな? 

短い休みだがちょっと時間を作っていろいろ疑ってかかってみたいと思っている。新しい視点をもって最近の勉強不足を解消したい。具体的には保険契約とかまで範囲を広げて、リスクの棚卸し的なことをやってみるのもいいかも知れない。