年末ジャンボ発売開始!あなたは買いますか? 続き

香港では、ホンコンジョッキークラブHKJCが競馬とサッカーくじ、それに六合彩というロト系のくじを取り扱っている。競馬は狙って当てるもの、ロト系のくじも狙って当てようとする人がいる。出目で馬券を買う人もいるので、馬券と宝くじにはそれほど違いはないのかも、、。

 

JRAはなんだかんだと頑張っていて、ピークの4兆円には及ばないものの、かなりの売り上げを維持している。宝くじは一時は1兆円を超えたが、足元はかなり悲惨なようである。ジャンボ的な紙くじは世界にはあまりなく、ロト・ナンバーズ系のくじとスクラッチらしい。

馬券はいまやネットで買うもの。ロト・ナンバーズも次第にその方向に向かうのだろう。紙の宝くじをこれだけ売るのは日本だけかもしれない。それでも年末ジャンボは季節の風物詩。楽しみたいと思う。

 

馬券は全部買っても儲かることがある。18ト立ての単勝を全部買って20倍の配当が得られればプラス。けど単勝の20倍とはかなりの大穴。そんなの狙えないという場合は、3連単全部買いという手もある。10ト立てなら10×9×8=720通り。3連単の7万2千円配当なんていくらでもある。

宝くじは全部買うと絶対に負ける。たくさん買えば買うほど確率的には平準化されて?50%の還元率に収束するはず。競馬も全レース全馬券を買えば80%程度に収束するのだろうが、ならば、少しだけ買って一発狙うパターンを繰り返すのがいいのだろうか。私はそういう考え方だが、なかにはドカンと行く人もいる。

 

大金持ちで、100万円単位で年末ジャンボを買う人の話を聞いたことがある。抽選結果が出たら1等だけ当せんしてるかどうか見るそうである。つまり億円単位しか狙わないということ。大物が当たっていないことを確認したら、10万円分ずつくらい孫のお年玉にする。末等で必ず1割は返ってくるから1万円の払い戻しには与れる。

 

楽しみという要素が入ってくるのでこういう話は一概どうのこうの言えない。でもアタマのいい人は期待値50%なんて賭けになかなか手を出さない。しかし、年末ジャンボ宝くじとは縁起物で、一種のゲームみたいなもの。自分で勝負に出るのがつまらないと思うなら、上に紹介したように、プレゼントやお年玉に使ってみたらどうか。馬券ではプレゼントにならないしロト系のくじもそう。この10枚パックのジャンボ宝くじが、一番ギフト用途に向いている。

大みそかの抽選会、お正月の新聞でみんなでワイワイと確認して、もし当たっていたら血が沸騰するような大歓喜と同時に、銀行での交換が始まるまで1週間以上、たいへんな恐怖(紛失、盗難、火災リスク)を味わうことになる。結構楽しめると思うのだが。