年末の円高は使いみちがある その2

為替レートはホントに分からない。分からないという前提で考えるので、とにかく突っ込んだら買い、ハネたら売るだけ。それ以上のアプローチはない。

 

私はFXも先物もやりません。ソニー銀行で外貨定期預金の為替の予約は出来るので、利益確定した方がいいおカネはそうしたことがある。レバレッジをかけて為替をやるくらいなら、競馬で3連単を少額賭けて楽しむ方がいい。

 

日米金利差の縮小が円買戻しの理由だそうである。FRB議長も交代で先がまた分かりにくくなった。もっと分かりにくいのは日銀のスタンスかもしれないが。

 

年末の円高は、私たちみたいな少額投資家にはありがたい。ボーナスを僅かでもドルに換えられるから。円高はグッドニュースだと捉えるようにすれば、ちょこっと買って取っておく。ドルが上がれば売って利益を出せばいいし、円が上がればまた買い足せばいい。ドル円は当面レンジから出て行かないし、上げ下げを逆張りしたらいいだけ。

 

しかし、いずれ、どんなタイムスパンかなんとも言えないが、相場はこのレンジから出て行く時が来る。個人的にはドル高方向だと確信しているが、これは外れて困ることがない予測である。日本が評価されるなら経済的に何の問題もない。だから逆の破局的円安に備えるしかない。